消去と負の弱化は両方とも行動を減らすものですが、混同しやすいので整理しておきます。
消去:これまで提示されていた好子を提示しないことによって行動を減らすこと
負の弱化:好子を取り上げることにより行動を減らすこと
となります。
具体例としては、子供がパニックを起こしても無視をするのが消去で、パニックを起こしたらテレビを見せないからね!というのが負の弱化です。
テンプル・グランディンの本では、学校でパニックを起こすと親に連絡が行って、夜テレビを見れなくなるのでパニックを止めたと書いてありましたが、モキチさんはまだ、理解力が低いので、こういった時間差のある方法だと難しそうです。
基本的には消去で対応し、場合によっては、ビデオを消すなど、その場で行える方法で対応するのが良さそうです。
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