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2013年8月24日土曜日

プライミング

プライミングとは、学習内容や行動について前もって情報を与えておくことです。

前の日の夜に、明日はどこに行って、何をするのかを説明しておくこともそうですし、
次の日の授業の内容を予習することなどもプライミングの一種です。

多くの自閉症児は、環境の変化や、予定の変更に対して不安を感じたり、パニックを起こしたりします。プライミングを行うことによって、それらを予防することができますし、授業についていくことが厳しい子も授業についていくことができるなど、集団生活をスムーズに行うにあたっても有効です。

モキチさんも、
明日は幼稚園だからね!とか、
アンパンマンはこれで最後だから、次はお風呂入ってゼリー食べようね!とか、
実際に行動に移る前に情報をあらかじめしつこいくらいに与えておくことでスムーズに次の予定に移ることができる率が格段に上がります。

切り替えの難しさは、これくらいの年齢の子には良くあることですね。他にもカウントダウンや、視覚的な補助など有効な手段が幾つかありますのでまた別の記事でまとめてみたいと思います。

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