実は、前回3月の発達外来の状況を書きかけていてそのままアップし損ねたので、メモしておきます。
- 質問には緊張してあまりちゃんと答えられず
- 話題の中心は1番問題。よっぽど優秀じゃない限り1番でいられないことを学ぶから、そのうち直る。
- 同じような性質の子とは距離を置いたほうがよいケースもある。
今回も、先生にビビッているのか超小声で質問に答えていて、田中ビネーで答えられていたような問題にもうまく答えられていなかったりしましたが、割と落ち着いていたかなと思います。今回の大まかなトピックとしては以下の通りです。
●先生にどこまで補助してもらうのが良いか?
モキチさん、先生の指示をちゃんと理解できずに、課題を放置しているケースがあります。最終的には、周りの子が助けてくれたりしているみたいですが、先生が理解していないことを把握して、もう少しアクションをとってくれれば、課題をちゃんとできるんじゃないか?というケースの取り扱いについてです。
お答えとしては、丁寧に指示をすればできるんだろうけど、できないことを理解したり、回りに手伝ってもらって帳尻あわせする力もモキチさんにとっては必要なのでいいんじゃないの?ということでした。先生にお願いするとしても、キッチリやりすぎてしまうと逆効果なのでゆるい感じで伝えた方ががよいとのことでした。まぁ、確かにその通りだなぁと。
●つぶやき戦術について
もうひとつのトピックはつぶやき戦術についてです。モキチさんみたいな子供を相手にしていると、どうしても朝から指示の連続になってしまいますし、これが出来ないなら、それはダメだよとか、それが出来たらあれをあげるよ、といった約束を多用するとこちらがけっこう苦しくなってくるケースがあります。そんな時に、子供とは何も約束をせずに、「あれができたら、これをあげてもいい気がするんだけどなぁ」といったことを、聞こえるように、つぶやくという方法が効果的なケースがあるとのことです。モキチさんみたいな子は、一度言ったことは忘れませんし、まぁ、あいまいにしておくことで裁判で負けないようにするみたいな手法です。
「この子は現金太郎」というようなお言葉をいただきましたが、
全体としてはだいぶ良くなっていると言われたのでとりあえず良かったです。
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