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2014年6月30日月曜日

ひらがなゲーム

さて、以前ご紹介した、お絵かきボードですが、その後も大活躍しております。
最近では朝食後や夕食後に、
「ひらがなゲームやるぅ」
といって、ひらがなを当てるゲームを楽しんでいます。
就寝前にも、ボードに「おやすみ」と書いて欲しいらしく、それを消してからベッドに向かっていきますw

おかげさまで?ひらがなはほとんど読めるようになりました。
2文字までならそんなに時間も掛からず読むことができます。
3文字になると音は分かってもなかなか単語に結びつかないようです。
分からない場合には、「これなに?」などと質問もできるようになりました。これは、ひらがなを覚えることよりも重要なことですね。

最初は、1問正解するたびに、父親のおなかをたたくのが楽しかったみたいで、
「おなかたたいていい?」
と正解するごとに聞いてきたのですが、最近は、当てること自体が楽しくなっていたように思えます。

今では3文字や、濁点などが混ざって苦手なものに対してのみ、「これ正解したらたたいていいよ」という感じで、適度にえさを与えつつ遊んでいます。適切なレベルの問題を出すのと、1文字目だけ見て答えている場合があるので、その点には注意しましょう。これは以前書いた、刺激の過剰選択性によるものだと思いますが、モキチさんの場合、最初の1文字目だけ見て、「あし」などと答えたりしたので、「あか」や「あり」も問題として出すようにしたところ、ちゃんと2文字目も読むようになりました。

今後は、3文字以上と、濁音、半濁音、促音などもマスターさせていきたいと思います。

2014年6月24日火曜日

1回叱ったら3回褒める

先日、利用しているデイサービスの面談が会ったので行ってきました。
やはり、幼稚園の先生とかとは違って面で、細かいところを見てくれていてアドバイスももらえますし、いろいろと勉強になりました。

その中で一般的な子育てに役立つお言葉があったのでご紹介します。

それは、
「1回叱ったら3回褒める」
というお話。

「飴と飴無し」という言葉もあって、子供に何かをやらせるには叱る必要は全く無いという話もありますが、普段生活しているとどうしても叱ることが多くなってしまいがちです。
やっぱり褒めるより叱ることの方が簡単なんですよね。

なので、1回叱ったら3回褒めるくらいの意識を持っておくと良いとうことです。
気づいたらついつい叱っているというお母さんにも是非試していただきたいと思います。
そして、こういった良い習慣を身に付けるには、親にもABAを適用してみると効果があることも忘れてはいけません。なかなかうまく行かないという人は、最初は短い期間で区切って適用して(スモールスタート)、ルールを守れたら自分にご褒美を与えて、徐々に期間を伸ばしていくなどの工夫をしてみましょう。

2014年6月18日水曜日

お絵かきボードはマストバイアイテム

モキチさんとお絵かき遊びをしてみました。
といっても、モキチさんは全く絵がかけないので、こちらで絵を書いて何かあてさせます。
先週末に幼稚園の父親参観がああって、父親の似顔絵をプレゼントしてくれたのですが、完全に先生が書いていたとしか思えない絵でしたw

やってみると、モキチさんは書かれたものを当てるのは非常に得意だということが分かりました。1時間程度で、数十枚は書きましたが、ほとんど当てることが出来ました。エレベーターとか、当てにくい絵も当てられたのには少し驚きました。

さて、お絵かきやひらがなの勉強にオススメなのがお絵かきボードです。さっと書いて、さっと消せるので非常に重宝します。手が汚れたりゴミが出ないのが良いですね。アンパンマンのお絵かきボードなどもあるのですが、小さくて軽いものの方が気軽に使えるのでお勧めです。安いですしね。

うちで今使っているのは100円ショップで買ったものですが、必要十分です。
すぐに縁が割れてしまいますが、まぁ、安いので許せますね。

そして、今回初めてわかったのですが、モキチさん、下ネタが好きなようです。
ち◯ち◯の絵を書くだけで大爆笑してくれます。誰かが教えたわけじゃないと思うんですが、子供ってどうしてこういうの好きなんでしょうね。
自分も3歳くらいの時に録音したテープがあったんですが、えんえんと「ウ◯コ」とか歌ってましたし、、、フロイトの本でも読んでみるかなぁ、、、

と、少し話はそれてしまいましたが、お絵かきボードは、絵を書くだけではなく、文字を覚えたり、クイズをしたりする際に非常に使えるアイテムです。もし持っていない方は是非100円ショップでお買い求めください。

2014年6月16日月曜日

文字と言葉が結びついていない

モキチさん、「あいうえお」はほぼマスターしています。
ボードに「あ」とか「は」とか文字を書いてあげると読むことができます。
しかし、「あし」とか「かに」とか2文字書いたとたんに理解できなくなってしまいます。
「あ、し、、、、なに?」と読めているのに意味が分からないんですね。

というわけで、週末けっこう時間があったので、練習してみました。
ボードに文字を書いて、理解できたら、書いてあるものを持ってきたり、指差しして、正解だったらじゃれあうという遊びなのですが、けっこう気に入ってくれて、「ひらがなゲームやるー」と喜んでやってました。

合計数時間はやったと思うのですが、最初は全然できなかったのが、徐々にできるようになってきました。かなり考えてから、突然理解できる瞬間があるみたいです。その瞬間にニヤっとしますw

次の日もやってみましたが、2文字の場合のスピードは向上していたので、もう少しやってみようと思います。かなり良いトレーニングになっている気もするので。ちなみに、3文字はかなり難しいみたいです。

文字を覚えるのは意外と早かったのですが、この「文字と言葉が結びついていない感」はちょっと気になるところです。まぁ、まだ小さいので単に未発達なだけかもしれませんが、脳の機能のバランスが悪いのは確かな気がします。ディスクレシア(失読症)の可能性もありそうですね。

ちょっと、ディスクレシア方面も調べてみようかと思います。

2014年6月7日土曜日

お片づけの練習とポイント

モキチさん、基本的にはおもちゃで遊んだら遊びっぱなしです。
そこで、最近お片づけを教えています。
最近箱に入ったドミノで遊んでいることが多いのでそのケースを例にポイントを整理してみましょう。

バックワードチェイニング
いきなりお片づけして!と言っても無理なので、段階を踏みます。以前、バックワードチェイニングについて説明しましたが、片付けのケースでも有効です。

  1. まずは、お片づけするよと言って、ドミノを全部箱にしまってから、あそこに置いておいてと指示して、できたら褒めてあげます。
  2. 次に、ドミノを2,3個残して箱にしまい、残りの2,3個を入れさせて、ふたを閉めさせて、箱を片付けさせます。
  3. ドミノを箱に入れるところから最後までできるようにします。

モキチさんは今、2の段階です。ほかの遊びをしていても、指示をすると喜んでやってくれるようになりました。

偶然片付けるのを待つ
先日、ドミノを片付けさせた際に、「電車も片付ける!」と、遊んでいた電車をしまったことがありました。そんなときは、全力で褒めてあげましょう。指示に従うのではなく、自分から何かをすることは非常に良いことですし、そんなチャンスはなかなかありません。いつもより10倍褒めてあげると良いと思います。片付けぐらいできて当たり前と思ってスルーしてしまうと貴重なチャンスを逃してしまうことになります。先日読んでいたドラゴン桜にも書いてあった気がしますが、褒め方のバリエーションをちゃんと持っていることも重要ですね。日頃から意識しておきましょう。

嫌子出現阻止の強化
妹におもちゃを舐められてしまうのを嫌がるのを利用します。モキチさんはおもちゃを妹に触られるのが嫌なようです。ですので、おもちゃを放置する→舐められる という因果関係を理解できれば、おもちゃを片付けることが強化されるはずです。おもちゃを放置しているときに、「舐められちゃうよ」と言って、片づけを促しています。

というわけで、まだ道半ばですが、そのうち片付けできる子になってくれるんではないかと思っています。

2014年6月5日木曜日

カエルさんは大阪に旅立ちました

先日、モキチさんの幼稚園のかばんに着けていたクッキーモンスターのキーホルダーが取れてしまっていました。

朝、幼稚園に行くときに、
「カエルさん無い」
と言いだしたので、とりあえず
「カエルさん、大阪に行ったらしいよ!」
と、その場をやり過ごしました。

そして、1週間ほど経って、たまたまヨメが大阪に泊まりで行く用事があり、モキチさんとお留守番をすることになりました。

次の日の会話です。

「今日、お母さん大阪から帰ってくるよ」
「カエルさんは?」
「カエルさんって何?」
「ようちえんのーかばんのーカエルさんがいないの」

おぉ!先日の出来事なんてすっかり忘れいていたのですが、ようやく思い出しました。
ちゃんといろんなこと覚えてんだなぁ、あんまり適当なこと言うのはやめておこう、、、

ちなみに、
「ああ、かえるさんね、そのまま大阪に残るらしいよ」
と言ったら、納得してくれました。

あ、あとクッキーモンスターはカエルではありません。青い、、なんなんすかね、モンスター?

2014年6月4日水曜日

小さく叩く

モキチさん、床を足で蹴って電車の音を再現したり、缶を叩いて音を出したりするのが好きです。
ぶっちゃけ、うるさいので、小さく叩く練習をさせてみました。
いろいろやった結果、効果があったポイントをまとめておきます。

バリエーションを増やす
まず、小さく叩いたり、大きく叩いたり、早く叩いたり、遅く叩いたり、一緒に遊びながら叩き方のバリエーションを増やしました。その際、小さく叩いた時に、褒めたり、笑わせたりしてあげましょう。
モキチさんは小さく電車の音を出した時に、電車が駅に着いた音に聞こえたらしく、
「駅に着いた音やって」というと、小さい音で叩いてくれるようになりました。

代替行動の分化強化
また、足で叩くのではなく、手の指で電車の音をリアルに再現して見せてあげたところ、けっこう気に行ってくれたようです。時々、足じゃなくて手でやるようになりました。

対立行動の分化強化
対立行動の分化強化とは、要するに止めさせたい行動と両立しない行動を教えてあげるということなのですが、太鼓を叩くケースでは、例えば速く叩こうとすると、大きく叩くことは難しくなります。「速く叩いて!」と言われて一生懸命速く叩いて褒めてもらったほうが本人も楽しいものです。

何回か遊びながらこれらのことをやっただけで、先ほども、モキチさん、「小さな電車が駅に着いた音ー」などと言いながら遊んでおりました。

というわけで、子供がうるさい場合には、「うるさい!しずかにして!」と言うだけでなく、それ以外の対応方法も考えてみましょう。


2014年6月1日日曜日

「みたいねー」

モキチさん、チーズが好きです。
ごまの入っているやつがお気に入りのようです。

今日も朝から
「ごまチーズたべるー」と叫んでおりました。
チーズを渡してあげると、小さくしろと要求するので、4つくらいに分けてお皿の上においてあげたところ、三角形に切れていた1片を持ち上げ、

「これ、サンカクみたいねー」
「おにぎりみたいねー」
「やねみたいねー」

と言い出しました。
おー、これまでも何かに例えることはありましたが、複数のものに例えるのは初めてかもと、感心してしまいました。

「他に三角形のもの何がある?」

と聞いたところ、

「ないっ!」

と即答されてしまいましたが、、、

こういった新しい言葉の使い方ができるようになっているのは良いことですね。でこぼこはかなりありますが、部分部分で見るとかなり追い付いてきている面もあるのかなぁと思います。