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2013年8月5日月曜日

プレマックの原理

プレマックの原理とは、高頻度の行動に低頻度の行動を伴わせることによって低頻度の行動を強化することを言います。

wikipediaには、
Premack's principle, or the relativity theory of reinforcement, states that more probable behaviors will reinforce less probable behaviors.
と書いてありました。

高頻度の行動を好子として利用していることになりますね。

もう少し分かりやすい例で考えてみましょう。例えば、夜テレビを見る習慣がある子供に対して、テレビを見る前には宿題をしなくてはいけないというルールを適用することで、宿題をすることを習慣化することができるということです。

モキチさんはゼリーを食べるのが大好きだったのですが、一方で、お風呂を嫌がって暴れたりして非常に苦労していました。
そこで、お風呂の後に毎回ゼリーをあげることにしました。それ以外の場面では基本的にゼリーは食べられません。その結果、お風呂に入ることの抵抗がだいぶ無くなってきたようです。先日は「ゼリーちょうだい!」と言ったときに「お風呂が先ね」と言うと自らお風呂に向かって行きました。(それとは別に、そもそもお風呂に入ってくれるようにお菓子で釣ったり、これまでいろいろやってます。)

「ゲームするなら宿題終わってからね!」とか、無意識に使っている方法ではありますが、こういった原理を意識して使えるかどうかでだいぶ変わってくるとおもいます。1日の行動を子供が好んでするものと、嫌がるものに分類し、両者をうまく組み合わせることでスムーズに生活が送れるように工夫してみましょう。

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