うちに木のレールと汽車?のオモチャがあるのですが、モキチさんは線路が壊れるとキレます。
そして、けっこうずっしりとした重さのある線路を投げます。基本的には何も無い方向に投げてくれるのですが、至近距離から顔や体に投げつけられることもあります。当然大丈夫ではなくて、アザができたりします。しかも、一度投げたら終わりではなく、何度も拾っては投げます。
環境調整という意味では、オモチャを別のものに変えてしまったり、線路が壊れないように固定してしまうという手段が考えられますが、あまり良い方法ではないですね。
ということで、ABA的に対策をとる必要があります。ポイントは以下の2点です。
- レールを投げつけられても線路を直さない(消去)
- 代替行動を教える(DRA)
まず、レールを投げられても絶対に線路を直しては行けません。そして、投げなくても線路を直してもらえるということを教えなくては行けません。具体的には、線路を渡してあげて、手で渡せるように何度も練習させます。当然、最初のうちは渡せずに投げつけてくるのですが、その度に拾ってこちらに渡せるようになるまで根気強く繰り返します。そして、うまく渡せたら線路を直してあげます。その時、笑顔で、褒めることを忘れないようにしましょう。
モキチさんはまだ完全にはできませんが、練習あるのみです。
ちなみに、こういう内容の記事を書いていると、いつも冷静に対処できているようですが、疲れて家に帰ってきて、ガンガン重い物を顔に投げつけられているとそういうわけにも行きません。冷静さと一貫性、そして根気強さが大事ということはわかっているのですけどね、、、