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2013年8月4日日曜日

自傷行為への対応

さて、具体的な自傷行為への対応を考えて見ましょう。基本的にはパニックへの対応と同じです。

まず、怪我をしないことが第一ですので、腕をかむ場合には長袖の服を着せたり、激しく床に頭をぶつける場合には、やわらかい場所に移動させましょう。ヘルメット等を用いるケースもあるようです。
そして、基本的には消去で対応します。過度に対応せず、落ち着くのをまって、優しい言葉をかけるなりしてあげましょう(DRO)。

また、頭をぶつけること自体が刺激(好子)となっているケースもありますので、そのような場合には、ぶつける場所にクッションを置くなどして、刺激が発生しないようにすることも重要です。

この間モキチさんがトイレに入りたかったみたいで、扉に頭を打ち付けていたのですが、そこまで激しくなかったので無視していたらやがてあきらめて帰ってきました。

パニックや自傷行為に対する対応はABAに関する知識があるか無いかで180度変わってきます。自傷行為がエスカレートして骨折や失明をするケースもあるようなので適切に対応しましょう。

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