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2013年9月12日木曜日

3文字の壁

モキチさんは、3文字以上の言葉を言うのが苦手なようです。

4文字の先生の名前は良く言い間違えています。最近は、こちらが訂正すると真似して言い直すようになったのですが、3文字づつ区切って言い直してあげるとうまく言えることが多いです。
シェイピングの一種ですね。

毎朝、車に乗っているときに練習させているのですが、時には2文字づつ区切ったり、4文字で区切ったりと、いろいろバリエーションを交えるのが良いと思います。
モキチさんも区切る場所が変わるのが楽しいみたいで、時々爆笑しています。

実は、ADHD、要するに他動の子供にたいしてワーキング・メモリー・トレーニングが有効という話があるんですね。モキチさんが3文字以上の言葉をなかなかうまく言えないのも、ワーキング・メモリーに関連しているのではないかと思っています。

ワーキング・メモリーとは、一時的に情報を蓄えて、操作する領域です。

3文字の言葉を発するということは、3つの文字・音を脳内に蓄えて、言葉として再構成することですから、ワーキング・メモリーの働きが重要なんですよね。モキチさんにとっては、4文字、5文字で区切られた言葉を覚えるだけで、ワーキング・メモリーのトレーニングになっているのではないかと思います。

モキチさんは、最近パズルが好きになってきたりと、ようやく、少し複雑な遊びを楽しめる段階に入ってきたので、遊びの中にワーキング・メモリーのトレーニングを取り入れていきたいと思います。

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