これは実に良い本だと思います。
ABAの基本的な理論も書いてありますが、46の具体的な課題に対してどのように進めていけばよいのかを丁寧に解説しています。
レベルとしては、比較的容易な課題が多いので、高機能だと簡単すぎるレベルかもしれませんが、それなりに幅があるので参考にできる部分をピックアップしてトレーニングを始めるのが良いでしょう。
子供に課題をやらせてみようとすると、なかなかうまくいかないことが多いので、こういったケース・スタディ的な本は非常に参考になります。
著者はABAの世界では第一人者的な方です。療育のノウハウは得てして飯の種としてお金を出さないと提供してくれないケースが多いので、こういった方がノウハウをどんどん公開してくれるのは非常に良いことですね。
続編もあるのですが、そちらはもう少し本格的なDTTの解説書になっているようです。
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