タイムアウトとは、子供が不適切な行動をとった時に、「タイムアウトだよー」と宣言し、一定時間壁を向いて立たせたり、何も無い部屋に入れたりします。
アメリカでは割と一般的な方法のようです。
タイムアウトが普及しているのは、もしかすると、子供を叱って叩いたりするとすぐに虐待という扱いになってしまうという背景があるのかもしれません。
タイムアウトは子供を落ち着かせたり、好子を剥奪するという、負の弱化の要素もありますが、正の弱化(罰)の側面が強いので、攻撃行動などの優先度の高い行動についてのみ適用するのが良いでしょう。
子育てブログなんかを見ていると、「アメリカではタイムアウトがポピュラーなんですの、オホホ」と、少し悪いことをしたらすぐにタイムアウトを行っている例が見られるのですが、子供の行動をコントロールするに当たって、弱化をメインの手段にするのは個人的にはあまり賛成できません。効果があるだけに、乱用しないように注意すべきだと思います。
また、注意点としては、回避や逃避を目的とした問題行動に対しては適用できないということです。
例えば、授業を受けるのが退屈で暴れている生徒に対して、「廊下に立ってなさい」というのは意味がないことと一緒です。
ちなみに、モキチさんはまだいろいろと理解度が低いので、タイムアウトを試したことはありません。
そろそろこの枠組みも理解できそうな気はするんですけどね。
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