行動=死人にはできないもの
と考えるのが死人テストです。
例えば、
- 歩く=死人にはできない=行動
- じっとしている=死人もじっとしている=行動じゃない
- しゃべる=死人にはできない=行動
- 考える=死人にはできない=行動
といった感じです。非常に分かりやすいですね。
では、「朝時間通りに起きられない」というのは行動でしょうか?
死人も朝起きられないので、行動ではありません。
逆に、「朝時間通りに起きる」は行動です。
行動分析学では、「朝時間通りに起きる」という行動に着目し、その行動を制御するという考え方をとります。起きられないことに罰を与えるのではなく、「起きる」という行動に好子を与えるなりして強化するということですね。
この辺りの、行動とは何か?ということは、以下の本に詳しく書いてあったりします。
ABAを適用する際には、行動とは何か?という点が出発点になりますので、このあたりはしっかりと理解しておきたいところです。
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