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2013年10月8日火曜日

オペラント行動とレスポンデント行動

スキナーは行動をオペラント行動とレスポンデント行動の2つに分類しました。ABAで主に扱うのはオペラント行動です。

Wikipediaによると、
オペラント行動 (operant behavior) とは、その行動が生じた直後の環境の変化(刺激の出現もしくは消失)に応じて、その後にその行動が生じる頻度が変化する行動をいう。
とのことです。

行動後の環境の変化によって強化されたり、弱化されたりする自発的な行動ということですね。行動前の環境が行動を起こすかどうかに影響は与えますが、行動の原因そのものではありません。
一方、レスポンデント行動というのは、環境のみによって誘発される行動です。例えば、目に空気が吹きつけられたら瞬きをするとか、脅かされると心拍数があがるとか、要するに条件反射ですね。

レスポンデント反応についても条件付けは成り立ちます。梅干しを見たら、よだれがでる場合に、梅干しを見せる時に常にブザーをならすようにすると、そのうちブザーがなるとよだれがでるようになります。パブロフの犬と同じですね。

当然ながら、子育ての際にはオペラント行動を好子、嫌子によって操作していくということになります。

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