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2013年7月20日土曜日

チェイニング - 靴を履く練習

前回お話したチェイニングの実際の例です。
靴を履くというプロセスは次のような要素で成り立っています。

  1. 玄関に座る
  2. 靴を近くに引き寄せる
  3. 靴に足のさきを入れる
  4. 靴のかかとを引っ張ってかかとを入れる
  5. テープでとめる
バックワード・チェイニングの場合には、まずは、かかとを入れる状態までやってあげて、テープでとめる部分だけやらせます。必要に応じて適切なプロンプトを出してあげましょう。
そして、できたらすぐに誉めてあげます。

バックワードで行うことによって、靴を履けた!という達成感を得やすいですし、自然なタイミングで好子も与えやすいことが分かっていただけたかと思います。

実際には、最後のステップが難しいという課題もあるでしょうから、その場合にはフォワードで行ったり、できる部分からやるという柔軟な対応は必要かと思います。基本的にはスモールステップを踏むということが重要かと思います。

モキチさん、とりあえずテープでとめるところは好きになってくれたみたいです。

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