そこで、最近お片づけを教えています。
最近箱に入ったドミノで遊んでいることが多いのでそのケースを例にポイントを整理してみましょう。
バックワードチェイニング
いきなりお片づけして!と言っても無理なので、段階を踏みます。以前、バックワードチェイニングについて説明しましたが、片付けのケースでも有効です。
- まずは、お片づけするよと言って、ドミノを全部箱にしまってから、あそこに置いておいてと指示して、できたら褒めてあげます。
- 次に、ドミノを2,3個残して箱にしまい、残りの2,3個を入れさせて、ふたを閉めさせて、箱を片付けさせます。
- ドミノを箱に入れるところから最後までできるようにします。
モキチさんは今、2の段階です。ほかの遊びをしていても、指示をすると喜んでやってくれるようになりました。
偶然片付けるのを待つ
先日、ドミノを片付けさせた際に、「電車も片付ける!」と、遊んでいた電車をしまったことがありました。そんなときは、全力で褒めてあげましょう。指示に従うのではなく、自分から何かをすることは非常に良いことですし、そんなチャンスはなかなかありません。いつもより10倍褒めてあげると良いと思います。片付けぐらいできて当たり前と思ってスルーしてしまうと貴重なチャンスを逃してしまうことになります。先日読んでいたドラゴン桜にも書いてあった気がしますが、褒め方のバリエーションをちゃんと持っていることも重要ですね。日頃から意識しておきましょう。
嫌子出現阻止の強化
妹におもちゃを舐められてしまうのを嫌がるのを利用します。モキチさんはおもちゃを妹に触られるのが嫌なようです。ですので、おもちゃを放置する→舐められる という因果関係を理解できれば、おもちゃを片付けることが強化されるはずです。おもちゃを放置しているときに、「舐められちゃうよ」と言って、片づけを促しています。
というわけで、まだ道半ばですが、そのうち片付けできる子になってくれるんではないかと思っています。
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