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2016年6月23日木曜日

あさイチのABA特集について

ものすごい久しぶりの更新になってしまいましたが、あさイチでABAの特集がされたので書いてみました。

ABAを紹介するという意味では意義がある内容だったとは思いますが、少し気になる点もありました。

まず、番組ではABAを
「行動+褒める=行動が増える」
と定義していましたが、少し単純化し過ぎかなと。おやつとかでご褒美をあげるようなものだと、動物のトレーニングっぽい印象を与えてしまうこともあるので、「褒める」という表現にしたんでしょうが、誤解を与えかねないと思いました。行動が増えるものが好子なので、必ずしも褒める必要は無いんですよね。

あと、新しいことを出来るように促すことも重要ですが、むしろ問題行動を減らすことが親にとっての負担軽減になるという点も大きいので、問題行動を減らすための弱化の話も入れておいて欲しかったなという気はしました。

番組として取り上げるには仕方ないのかも知れませんが、全体的に、「褒めると子供のやる気がでてハッピー」みたいな方向に話を振り過ぎな印象を受けました。


もう一つは、発語が遅いお子さんに対してのステップに少し違和感があったこと。
物の名前とか動作を真似できるとかが最初のステップにあったのですが、あんまり発語に関係無いなと。自分の経験からは、要求言語を最初に教えるのが良い気がしました。

コミュニケーションがとれないことが子供にとっても親にとっても大きなストレスですから、発語が無いレベルでは、なにはともあれマンドを教えるのが基本な気がします。

と、ここまで書いていたら、同じような記事を書いている方が。この方はプロなのでさすがにちゃんとまとまってますね。

細かいことを書きましたが、ABAについてはもう少し普及しても良いんじゃないかなと思います。というか、幼稚園とか学校の先生には必須の知識だといつも思うんですよね、、、上の方のブログのアクセス数は過去最大だそうで、やはりテレビの影響は大きいですね。こういった番組がもう少し増えると良いなと思います。

しばらく更新していませんでしたが、日々思うこともあるので、気が向いたら更新していきたいと思います。

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